50代からの育毛

若い時から、健康な髪で何の問題もなく、髪の悩みも人ごとだと思っていま
した。それが、50才になったころからつむじのあたりがパックリと分かれる
ようになり、髪の毛も細くなってきました。

発毛剤のおススメ商品

Soap bubbles on sky

それまで、私は大丈夫と思っていただけに鏡で後頭部を映して見たときはショックでした。とにかく今何かやらなければと思い、育毛剤を使ってみることに。ところが種類もたくさんあり、何を使ったらいいのか迷いました。でも、それだけ女性の髪の悩みも多いってことなんですね。そんな話を友人に話していたところ、デルメッドがいいよって聞き、初回半額で値段もお手ごろだったので使ってみることにしました。三省製薬が女性ホルモンに働きかけるように製造してあるので、
化粧品メーカーより信頼できそうに思いました。香りは柑橘系のさわやかな
かんじで、ノズルで出すタイプです。

 

スプレータイプより無駄がないと思います。使ってしばらくするとつむじのあたりの頭皮がやわらかくなってきて、1ヶ月過ぎたころからペッタンコだったつむじの毛がふっくらしたような感じがしてきました。今はリピートして半年ですが、鏡で後頭部を映してみても以前よりも毛がしっかりしてきたようです。とにかく年齢だと諦めず継続することが大切だと思っています。

「そろそろ白髪を染めてもらおうかな。今夜できる?」「あいよー」

私の母親は、美容院に通うことができません。なぜかというと、メニエール病にかかってしまったからです。美容院では、シャンプーをしてもらう時に上を向き ます。母は、この体勢をとることができないのです。仰向けになれば強烈な吐き気が彼女を襲います。メニエール病だとわかった当時は、担当の美容師さんに事 情を話して特別な配慮をお願いしていたそうです。もともと「予約したのに待ち時間が長い」、「静かに本を読みたいのに会話をしなければならない」などの不 満をもっていた母は、美容院に行っただけで疲れきっていました。そのうえ「自分の体質のせいで美容師さんに迷惑をかけてしまう」と罪悪感を抱くようにな り、母は担当の方にだけでなく行きつけの美容室にまで別れを告げてしまいました。「美容室には行きたくない」。更年期を迎えて体調を崩す日が増え難病にも かかった母は、本当は行きたいという気持ちを抑えてそう呟いていました。
しかし白髪を染めないわけにはいきません。電車の座席に座った時や髪をかきあげた時など、他人の視線が気になる場面は多いものです。私の母は前髪を横分 けにしています。娘である私は、母が鏡を見た時に顎を引いて生え際を見つめているのを知っていました。その時は、決まって彼女の眉間に皺が寄るのでした。 テレビを観ていると白髪染めのCMがよく流れているので、私はたびたび「この白髪染めを試したら?染まりやすそう」と提案しました。しかし母は泡立てるタ イプのシャンプーを嫌い、なるべく顔の向きを変えなくて済む白髪染め用品をインターネットで探していました。
美容院に行けない、自分で白髪を染めることができない……。そんな悩みを抱える母が選んだのは、HTI株式会社の「naturalbalanceのラ ジャスタンヘナ」という製品でした。この白髪染め用品は、白髪を染めてから2時間ほど置いてから塗料を流すというものです。まずは、抹茶色をした粉末にお 湯をよく混ぜていきます。オリーブオイルを適量加え、光沢が出てとろとろっとした状態になるまで混ぜます。それを櫛のついた平筆を使って生え際に塗ってい きます。白髪を逃さないためには、塗るというより塗料を生え際に乗せていく感覚と言った方が適しているかもしれません。髪の分け目の左右両側に抹茶色の塗 料を乗せたら、分け目を少しずつ右か左へとずらしていってまた塗ります。片側の耳まで到達したら、もう一方側も同じ要領で繰り返します。その後、つむじや 後ろ側も同じように塗っていきます。その後にラップで頭全体を包み、放置します。
この「混ぜて塗って包む」という一連の作業を、娘の私が引き受けています。その間、母はあまり首を動かす必要がありません。分け目が移っていくので、頭 の向きを変えなくても大丈夫です。後頭部を塗っていく時に、少しの間うつむいてもらうぐらいです。白髪染めを自宅で行うからか、「貴重な休日に気を遣わな くてもいいんだ。ストレスが減ったよ」塗料を流した後、母はそう言って満足そうに仕上がりを見ます。緑色を帯びていた生え際がきちんと黒く染まるのが、と ても嬉しいようです。ほぼ半月ごとに母から白髪染めを頼まれます。私もだいぶ手慣れてきたので、30分も要しません。もちろんこの白髪染めは予約制ではな いので、母が好きな日の好きな時間に行なうことができます。娘の私にとっては、この白髪染めの時間は親子間のコミュニケーションのための時間でもありま す。私は白髪の量から母の心労の程度を察し、キレイに分け目をつくるために2人で櫛を渡し合います。ササッと染めていかないと髪が塗料で固まってしまうの で、余計な意地を張ることなく共同作業ができるのです。
世の中には、あらゆる理由で美容室に行けずにいる人がいます。「白髪が気になる」という悩みを解決する方法は、美容室に行くこと以外にもあります。自分に合う方法を選び、穏やかな気持ちでいられる時間を増やしていけるとよいですね。